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2020-03-29 20:08:00

機関誌「盛和塾」に載っていたものですが、西郷隆盛が子供達にした質問です。

「一家が仲むつまじくするためには、どういうことをすればいいと思うか。」

子供たちの答えは

「親孝行をすること。兄弟、友達とも仲良くし、助け合うこと。」

でした。それに対し西郷は

「それは正しいが、その答えでは、具体的にどうすればよいのかということがわからない。一言で言えば、それぞれの人が少しずつ欲を減らすことなのだ。」

と答えたそうです。欲を少し減らすとは、おいしものがあればみんなで食べる。喜びがあればその喜びを家族で分かち合うとかです。

大切にしたい言葉だと感じました。


2020-03-22 16:36:00

大きなことを成し遂げるために力を与えて欲しいと神に祈ったのに、謙遜を学ぶようにと弱さを授かった

偉大なことができるようにと健康を求めたのに、より良きことをするようにと病気を授かった

幸せになろうと富を求めたのに、賢明であるようにと貧困を授かった

世の人の賞賛を得ようとして成功を求めたのに、得意にならないように失敗を授かった

 

機関誌「盛和塾」67号からの引用ですが、ニューヨーク大学付属リハビリテーションセンターのロビーの壁にある詩だそうです。

他に何かを求めるのではなく、何事も自分の力で乗り越えていかなければならないのだなと勉強させられました。


2020-03-03 12:04:00

 トイレットペーパーやティッシュペーパーの買い占めがテレビで報道されています。

将来がわからないだけに不安になる気持ちはわかりますが、こういった時こそ自分で考えることや数字を使うことが大切なってくるなと感じます。

今、家にトイレットペーパーの在庫はいくつあるのか。通常それを使い切るのに何日かかるか。そのころ世の中の状況はどうなったいるか。仮に今よりも悪化している場合には代替え案として何が考えられるか。その上で今トイレットペーパーを買う必要はあるか。

事業ではこのように考えて行動しますが、それは普段の生活でも同じだなと思いました。

ですが、何よりも大切なのは、私が尊敬する稲盛塾長もおっしゃっていますが、自分の欲望を少し抑えて、ちょっとだけ我慢することだと思います。


2020-02-02 20:37:00

消費税の簡易課税制度を選択しようとした場合、原則として、その会計期間の初日の前日(つまり前会計期間の末日)までに届出書を提出しなければなりません。

しかし、消費税率の10%への改正に伴う軽減税率制度がスタートしたことで、仕入等の税率を8%と10%に区分することが困難な中小企業者に対しては、届出書の事後提出がみとめられるようになりました。つまり、適用したい会計期間の末日までに届出書を提出すれば、その会計期間から簡易課税制度を使って計算できるようになります。

「消費税簡易課税制度選択届出書」の事後提出が認められるのは、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの日が属する課税期間(会計期間)のみです。個人事業者の課税期間は1月1日から12月31日までですので、令和2年12月31日までに届出書を提出すれば、令和2年1月1日から12月31日の会計期間から簡易課税制度の適用が可能になります。

また、通達によれば、「困難な事情」については、その困難の度合いを問わないとされており、届出書にもその事情を記載する場所はなく、レ点をつけるだけとなっています。

ただし、簡易課税制度は2年間の強制適用となりますのでご注意ください。


2020-01-13 21:32:00

この時期になると思い出すのが、高校の時に漢文で習った「朝三暮四」です。これは、

あるサル使いの親方がサル達に栃の実を与えようとして、「朝は三つ、夜は四つにする」というと、サル達は「それでは少ない」とみんな怒り出した。そこで親方は「それでは、朝は四つにして、夜は三つにしよう」と言うとサル達はみんな喜んだ。

というものですが、実は年末調整でも同じようなことがおきます。

お客様のなかには不動産所得があり、年末調整の他に確定申告もしなければならない方がいらっしゃいます。

年末調整での税額と確定申告の税額を合わせれば、一年間で納める税金は変わりません。ですが、年末調整で一度還付してもらって確定申告で多く納めるか、それとも年末調整での還付をなしにして、その分確定申告で納める税金も少なくしようかと悩まれる方がいらっしゃいます。

お金のことを考えると冷静さを失ってしまう。人の心理って不思議だなと感じます。


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