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2019-04-27 15:53:00

私たちの事務所では、TKCが毎月発行している「経営者の四季」をお客様にお送りしているのですが、今号には近江商人の「商売の心得10訓」が載っていましたので、ここで紹介します。

①商売は世のため、人のための奉仕にして、利益は当然の報酬なり                         (お金を頂くことに後ろめたさを感じる必要はありません。)

②店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何                                    (商売の重要さは 商品 > 場所 > 店構え の順です)

③売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる                          (顧客満足度をあげることが大切です)

④資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし                                      (商売で最も大切な財産、それは「信頼」です)

⑤無理に売るな、客の好むものも売るな、客のためになるものを売れ                          (社会が本当に必要としているものを作って売ることが重要です)

⑥良きものを売るは善なり、良き品を広告して売ることはさらに善なり                          (良い商品を人々に知らせてこそ、社会に貢献できます)

⑦紙一枚でも景品はお客を喜ばせる。つけてあげるもののないとき、笑顔を景品にせよ   (お客様を喜ばせファンを作ることが大切です)

⑧正札を守れ。値引きはかえって気持ちを悪くするくらいが落ちだ                               (安易な値引きは商品の価値を落としかねません)

⑨今日の損益を常に考えよ。今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ   (一日一日の経営が大切です)

⑩商売は好況、不況はない。いずれにしても設けねばならぬ                                     (知恵と努力で成果を出していかなければなりません)

 

盛和塾でも同じようなことを学びますが、商売の秘訣は今も昔も変わらないですね。


2019-04-15 22:37:00
今年のゴールデンウィークは天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御測位に伴い10連休となります。 この数日、お客様との会話で多いのが、4月末の支払いをどうするかです。 月末の4月30日は祝日となり金融機関はお休み。つまり、各金融機関の4月の最終営業日は26日㈮となります。 全国銀行協会のホームページでは、モアタイムシステムという新システムに接続している金融機関同士では、連休中も振込の即時入金が可能と記載されています。 しかし、新システムに対応していない銀行では、15時(場合によっては14時)以降の振込は、翌営業日の着金となるため、26日の15時以降に振込みをすると、先方の口座に反映されるのが5月7日となってしまいます。 今のうちから金融機関に問い合わせ、4月中に先方に着金するためには、いつまでに振込みを済ませておけば良いのかの確認をお願いします。

2019-04-04 22:04:00
私の願いは、みなさんと数字でお話ができるようになりたいことです。 数字で話すといっても、売上高がいくらとか、経常利益がいくらといったことではありません。 日常の生活を数字で考えて頂きたいのです。 例えば、今、車を運転しているとします。 給油ランプがつきました。それを見て、みなさんはどのように考えますか? 普段の経験則から、 「静岡までなら往復できるけど、藤枝までの往復は厳しいな。藤枝についたら給油するか。」 と考えますか? これを数字で考えるとどうなるでしょう。 「給油ランプが点灯したということは、燃料タンクのガソリンはあと7ℓぐらいだな。 この車の燃費は1ℓ=10㎞だから、あと70㎞位走れるな。 静岡までは約10㎞だから余裕で往復できるな。藤枝になると片道で約30㎞だから、往復だとギリギリかもしれないな。 藤枝についたら給油するか。」 どちらも、藤枝で給油するという答えになりましたが、数字で捉えると客観的になり、安心しますよね。 是非、数字で考える癖をつけて下さい。

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