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事務所を移転します。
今の事務所に引越してきたときは2人で事業を行っていましたが、今は5人となり、事務所が手狭となったことで引越すことにしました。
私が開業した頃に先輩から
「事務所は最初から広くしておいた方がいい」
とアドバイスを頂きましたが、当時はお金がなかったこともあり、ヤドカリのように、大きくなったらその都度引越していけばいいと考えていました。
ですが、もし後輩にアドバイスできるとしたら、今は私も「最初から広くしたほうがいい」と伝えます。
引越しの手間が大変だというよりも、自分の考えがその空間の枠で収まってしまうのが怖いと感じるからです。
5人までしか働けない空間なら5人までで出来ることしか考えません。
10人ですることを想像することはないです。
環境によって無意識のうちに自分の考えを固定させてしまう怖さを今回感じました。
ビジネス用語に「ほうれんそう」があります。
仕事をスムーズに進めるために欠かせない「報告」「連絡」「相談」です。
この「ほうれんそう」以外に「おひたし」「こまつな」「ちんげんさい」があることを知りました。
「おひたし」は部下の「ほうれんそう」に対して上司が心がけることで、「怒らない」「否定しない」「助ける」「指示する」です。
「こまつな」は「困ったら使える人に投げる」のだそうです。
そして、「ちんげんさい」は部下との関係が危険な状況を示し、部下が「沈黙する」「限界まで言わない」「最後まで言わない」になります。
ですが、この「ちんげんさい」は上司が部下に対する態度としては必要なことかなと感じました。
稲盛デジタルライブラリーで稲盛塾長の講話を視聴しました。
その中に「不況時は膨らんだ経費を戻す絶好の機会」という章があり勉強になりました。
景気がいいときとは聞く耳をもたない従業員も、会社が苦しい時は本人もその状況をわかっているので、経営者の話を聞くようになる。
だから経営者は従業員と膝を突き合わせて、現在の厳しい状況を包み隠すことなく伝えて、その中で経費をどう落とすかを話すということでした。
なお、経費の削減方法については、別の方から聞いたことですが、作業(量)を減らすことに注目することです。
中止したり、回数を減らしたり、まとめられないか、自動化できないかを考えていきます。
「幸せになりたい」という言葉はよく耳にしますし、私自身も幸せになりたいと思っています。
これは最近知ったことですが、幸せは「なる」ものではなく「ある」ものだということです。
幸せというのはどこかに求めるものではなく、今の自分自身の状態が幸せであるということに気付くことなのだそうです。
そのために大切なことが「足るを知る」こと。
今がもう充分幸せだと感じることです。
不満もありますし、日々色々と思うこともあります。
他人と比較して自分の未熟さを感じることも決して悪いことではないですし、さらに上を目指すことも大切なことです。
ですが、今の自分が幸せであるということを意識したことがなかったので、私にとってこれは新鮮な気付きとなりました。
何事もなく生活できる「今」の有難さに感謝です。
幸せですね。
初任給を30万円にする話を最近ニュースでよく耳にします。
三井住友銀行や大和ハウス工業などの大手企業が初任給を引き上げています。
それだけ人材が不足しており人材獲得競争が激しくなっているのですね。
私達のような小規模零細事業者は、待遇面で大手企業にはかないませんので、何か別の方法を考えなければなりません。
外注に切り替える、機械化する、規模拡大をしない等が考えられます。
ですが、盛和塾で学んだことですが、
「給料も待遇も良くないが、お前のところで働きたい」 と言ってもらえることが理想です。
そのためにも私自身がそう言われる人間に成長しないといけないです。