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盛和塾で「因果関係」について学んだことがあります。
すべてのことには原因があると。現在の自分自身や自分をとりまく状況(つまり結果です)はすべて過去にその原因があります。
今の私は47年間の私自身の意思決定(やる、やらない、何もしないという判断)の積み重ねによって形づくられています。
最近、ネットを見て「実現とは思った通りになったのではなく、やった通りになっただけのこと。行動こそ真実」という一文が目に留まりました。
稲盛さんも、現在の成功は過去の努力が原因であり、将来の成功は今の努力次第で決まる旨のお話をされています。
今の自分を受け入れた上で日々行動していくしかないです。
うちの息子は私と同じ高校に通っているのですが、先日授業参観があり、少し時間を頂いて覗きにいきました。
高校生にもなって授業参観があるなんて今時だなと感じつつ30年ぶりに母校の校舎に足を踏み入れました。
30年ぶりの学校は綺麗にリフォームされ、耐震工事もされ、教室にはクーラーも完備されおり、私の頃とは大きく変わっていました。ですが、教室の窓から眺めた風景は昔とほとんど変わらず、私もこの景色を観ていたなと懐かしくなりました。
30年前の自分に何か伝えることができるなら「ダラダラせず、しっかり目標と立てなさい」と言いたいのですが、それは今の私にも言えることですね。
私は長泉町で開催している「経営の原点12カ条」の勉強会に毎月参加しています。
先日、その勉強会があったのですが、そのなかで先生が「普通の人が成功する方法」を話して下さいました。
それは斎藤一人さんの言葉だとのことですが、1日4回または月に100回人から「ありがとう」と言われることだそうです。
言われてみれば、これは「誰かのお役に立つ」という、商いの原点だと気付きました。
それからというもの、私は1日何回「ありがとう」と言われるだろうか数えているのですが、意外と少ないことがわかりました。
まだまだお役に立てていないようです。頑張らないと。
「人が定着しない」とか 「よく辞める」 といった言葉をよく耳にします。お客様のところに訪問していても、人に関する問題は永遠の課題なのだなと感じます。
私も同じような悩みを抱えています。先日、先輩税理士から次のようなご教示を受けました。
「中小零細企業における人の定着の問題は、実は99%がトップの責任である。高い給料が払えない、知名度が低い、立地が悪いとかいうが、悲しいかな、給料や、知名度や、立地に負けてしまう程度の魅力しか、あなたには備わっていないのだよ。素直に認め、反省し、自分を磨きなさい。」
返す言葉がないです。日々反省と努力です。
お恥ずかしながら、この年になって初めて宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の全文を読みました。
おそらくサンスターだったと思いますが、最近のラジオCMでも引用されていましたので読みやすかったのですが、こんなに短い文章だったのだと思うと同時に、書き出ししか知らなかった私にはすごい文章でした。
「欲はなく 決して怒らず」とか、「あらゆることを自分を勘定に入れず」とか、「よく見聞きし分かり そして忘れない」とか、学ぶべきことばかりでした。
なかなか難しいと思いますが、そういうものに私もなりたいです。