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2019-09-15 23:31:00
最近教わった歴史のお話です。
昭和初期のことです。
当時、女性は20歳になると結婚し退職することが望まれていた。そして家庭に入り子供を5人産むことが推奨されていたそうです。そして当時の世相は、それが当たり前のこととされていた。
これには政治の力が大きく影響していたとのことです。当時の日本は富国強兵をすすめていました。近い将来戦争になることも予測されていたそうです。
そうなると国に必要なのは軍隊、つまり多くの兵士です。そのために国として人口を増やす政策をとっていたそうです。
現代をみてみると、女性の社会進出がすすみ、男女とも働くのが当たり前。誰もが働きやすい環境を整備するよう求められています。しかし、この現代の状況は昭和初期と変わらないのではないかと、今回の話を聞いてふと感じてしまいました。生産年齢人口が減少し、今の生活や経済を維持していくためには多くの労働力が必要となる。そんな政府の思惑があるのではないかと思えてなりません。
私個人としては働くことが立派なわけではなく、家庭で子育てをすることも大切なことだと思います。どちらが立派なのではなく、どちらも立派。世相に影響されず、己が大切にしていることを大事にしたいものです。